

契約書にサインをしてメニューを渡して終わり、というシェフもいるようです。
でも、私はそのやり方はしたくなかった。料理人を教育すると同時にキッチンを改良して調理人にしかるべき環境を与え、サービスマンを教育し、しっかりとした基礎を築きたかったのです。
基礎さえ固まれば、私との契約が終わったあとも、教えた仕事を続けていけます。
こうしたプロジェクトは、サッカーのチームづくりと同じで、チームの強化を図るためにスター選手を一人投入すれば強くなるというものではありません。
技術、システムの基礎をしっかりと築き、揺るぎないチームワークを作る。
それが、まさにアルコラッジョ マリエールとやりたかったことです。